ガラスの色について
ガラス全体に色をつけるには、色を出す金属酸化物を混入し、溶かして発色させる方法があります。
ガラスを発色させる材料としては、鉄、マンガン、コバルト、ニッケル、硫黄、金、銀、炭素などがあります。


 ステンドグラス(ティファニータイプ)の制作方法  

まず、型紙を切り、型紙に合わせてガラスカッターでガラスをカットします。カットしたガラスの周りに銅箔テープ(カッパーテープ)を巻きます。表裏にハンダ付けし、パティナで腐食させ、完成させます。(ハンダ:金属の接合に用いる鉛とスズの合金)
色ガラスを使った、色とりどりのガラスの美しさとが楽しめます。

ステンドグラスを用いたランプを、よくティファニーランプと呼ばれますが、ティファニーのデザインを取り入れた作品、またティファニーによって考案されたカッパーテープを用いて制作されたランプを総称して、ティファニーランプと呼ばれます。

ルイス・C・ティファニー(Louis Comfort Tiffany)(1848〜1933)
アメリカのガラス工芸家。
著名なニューヨークの宝石商の、チャールズ・ルイス・ティファニーの長男として生まれる。
画家を志して、名をなしたが、次第に工芸分野への関心を高め、ガラス工房を設立し、ステンドグラス制作を始めた。
ファブリルグラスと呼ぶ独自の手作りの美術ガラスを考案。
ジャポニズムの流れを受けながらも、独自のアールヌーボーを生み出した。


アール・ヌーボーのガラス工芸で、活躍したエミール・ガレは色ガラスを何層にも被せて、削りだしていく技法をとり、この時代の中心的な技法となっていきました。このガレによって、ガラス工芸が、美術品として高く評価されるようになったのです。

エミール・ガレ(Emil Galle)(1846〜1904)
フランス北東部もロレーヌ地方ナンシーで鏡ガラス工場を経営する父、シャルル・ガレの家庭に生まれる。
ドイツ、ヴァイマール美術学校で装飾美学等の美術教育を受け、ロンドン、パリの美術館に遊学。その後、ガラス工房を設立し、ガラス制作に大きな発展をもたらす。
ジャポニズムの先導者としても、その功績は19世紀末のフランスの代表的芸術家として、ヨーロッパのガラス工芸界をリードしていく。


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